今回は接着剤と両面テープを使った、簡単な表札の取付方法を解説します。
表札、といっても金属やアクリルなどでできたプレートです。
要はプレートと、屋外の外壁の材質に使える接着剤、両面テープを選べば良いわけですね。
表札の取り付けにはどんな方法があるか
主に、ネジ止めする方法、両面テープ・接着剤でつける方法があります。
外壁に電動ドライバーで穴をあけてネジ止めする方法は、外壁に穴が開くし工具が必要、作業自体もめんどくさい。
その点、接着剤または両面テープはだれでも簡単!にできます。
おすすめは両面テープと接着剤の併用です。
もちろん片方だけでもつきますが、一度付けたら取り外すことは滅多にないですし、万が一を考えて強力に取り付けたいですよね。
外壁と表札の材質
外壁によく使われるのは、コンクリートやモルタルっぽい材質のものです。
他には木材っぽいもの、金属っぽいものなどがあります。
正しく言えば、窒業(ようぎょう)系サイディングやALCなどあるのですが、素人がぱっと見でわからないと思いますし、要は表札がつけばいいので割愛します。
今回選ぶ接着剤と両面テープの併用ではその点問題ありません。
おすすめの表札用接着剤と両面テープ
商品のパッケージに「表札に使える」または「どんな材質でもOK」と書かれたものを選べば問題ありません。
外壁の表面はざらざらした凹凸がある場合が多いので、外壁用や、粗面用(そめんよう)と書かれたものを選びましょう。
表札メーカー推奨の接着剤「丸三タカギ 表札用強力接着剤」
おすすめはこちら。
丸三タカギという、表札を製造しているメーカーの接着剤なので安心ですね。
僕の働くホームセンターでも、表札を注文されるお客様に必ず「一緒にいかがですか」と、
この接着剤をおすすめすることになっています。
外壁専用の両面テープ「3Mスコッチ 強力両面テープ 外壁面用」
上記の接着剤と併用したい両面テープはこちら。
まさに、商品パッケージが表札をつけている写真です。
この3Mスコッチシリーズには他にも、強力さがワンランク上の「超強力」シリーズに粗面用があるのですが、
こちらの方がハッキリ「外壁用」と書かれているので、適しているかと思います。
どんな材質同士でも接着できる「ウルトラ多用途SU プレミアム」
「ほとんどの材質に使える」と商品説明に書かれた接着剤が多いのですが、
その「ほとんど」に含まれない材質として、PE・PP(ポリエチレン・ポリプロピレン)があります。
素人の方が言うところの、プラスチックの一種です。
プラスチックといっても硬質プラスチック、軟質プラスチック、PE・PPなど色々あり、
あなたの表札はおそらくこの材質とは違うかとは思います。
これをおすすめする理由は、あえて大きめサイズを使って表札を取り付け、余った分を他で使い回せる、という節約的なやつです。笑
表札を作ったということは新しく家や事務所を新調した所かと思いますので、他で使う機会も多いのでは、と思い選びました。
僕も一つ持っていますが、しっかり中の空気を抜いてフタ閉めて保管してたら、なんと
一年経った今でも、固まっておらずまだ使えそうです。(接着剤は数年単位とはいえ消費期限があります)
表札の取付方法
取り付ける壁を掃除する
新築であっても砂ほこりはついてます。接着剤の効き目が弱まる原因になるので必ず掃除しましょう。
もし新築でなければ、こういった外壁の掃除用の洗剤があります。
頑固な汚れも一発です。
取り付ける場所に水平器を使ってしるしをつける
感覚でイケる!と自信があればいいのですが、できれば斜めに付けたくないですよね。
一度付けた後はがすのは大変です。
水平器とはこんな物です。
しるしは、養生テープを使うと便利です。
養生テープとは、はがしやすいように作られたテープで、テープの跡形がほぼつかないようになっています。
水平器を使って、まっすぐに養生テープを貼ります。
接着剤と両面テープをつける位置
表札の裏面の、外まわりに一周両面テープを貼り、内側に接着剤をつける方法がベターかと思います。
接着剤やテープがはみ出ないよう注意。
壁に張った養生テープを目印にギュッと貼ります。
貼り付けた後は、必ず丸一日は押さえつけておく必要があります。
この養生テープやガムテープなどでしっかり壁に固定してください。
柱につけたのなら、柱ごとぐるぐる巻きにすれば完璧です。
文字の上にテープを貼らないように注意。
また、絶対に雨の降らない日に行ってください。
まとめ
ホームセンターなどでどんな接着剤がいいか質問すると、案外人によって違う商品をすすめられたりします。
要は付ける材質の組み合わせと、雨や気候などの耐えれる環境がOKなら使えますが、
やはり上記の表札メーカーが出してる丸三タカギの接着剤と外壁面用の両面テープにしといた方が無難かと思います。
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