仕事中にテナントのお店から、ドアが壊れた助けて!と言われまして。
普通は業者呼ぶんでしょうけど、うちホームセンターですから売場の商品で修理交換してきました。
業者呼んだら2万円3万円とかもっとかな…取られるところ、
商品代3~6千円ぐらいだけでできます。
ドアクローザーの交換方法
ドアクローザーとは、いわゆる玄関扉の上の根本についてる金属の機械みたいなやつのことです。丁番ではありません。これ。
DIYアドバイザーの試験でも出るんですけど、実際ドアクローザーってめったに修理とか交換しないしいい機会だったんで、ドアクローザーの交換方法をまとめときます。
ドアクローザーは外開きか内開きかの2種類ある
ドアクローザーは2種類ありまして、パラレル型とスタンダード型。
今回は一般的に多い室内に本体がついていて、外側に扉が開くパラレル型でした。
ドアクローザーを外す
まず今ついてるものを外します。本体から。
次にこのアームも。
外せました。
ちなみに、この通りかなり汚れてるはずなので、捨ててもいい手袋しましょう。ぴっちり手になじんで作業しやすいのはキッチンとかで使う
使い捨てのゴムやニトリルの手袋です。何十枚入ってても500円しません。
一番楽な方法はそれぞれのネジ穴の幅を何ミリか計っておいて、同じものを買えば新しく穴をあけずに済みます。ネジ穴がつぶれてなければですが。
ステー、アームを取り付ける
運よくそれぞれのネジ穴の間隔が同じだったので、本体とステーという金具をつけ、アーム(本体とステーの間を動く棒)をはめます。
ここまでやってることは古いのを外して新しいのを同じ手順でつけてるだけです。
ところが!アームをはめようとすると、どうやらアームの長さを限界まで調節しても届かないことに気付きました。
せっかくネジ穴の間隔同じだからそのままはめて終了でいけると思ったんだけどな。。
諦めて、本体はそのままでステーという金具の位置を、アームとはまる位置にずらすことにします。
穴をあけて本体を取り付ける
ここで初めて取説をしっかり読みます。笑
ドアクローザーの取説には、交換でなく一から穴あけて新設する方向けにこんな型紙が入っています。
この型紙を切り取り、セロテープで取り付けしたい位置に仮止めし、ネジ穴の位置をドアとドア枠に印をつけ、そこに穴をあけていきます。
ごちゃごちゃ書いてて難しそうと思われるかもですが、よく見ると同じシリーズの数種類の型番違いの共通の取説みたいです。この品番のところだけ見ればおっけー。
ドア枠がおそらく鉄なんですが、ドリルネジという鉄部に直接打ち込んでも穴をあけれるネジがあったので、打ち込んでみましたがなかなか穴が開かない…。
電動ドライバーに鉄部用の穴あけビットをつけて、開けました。
取り付け完了。
新しく穴をあけて取り付ける方は、ドア本体とドア枠の材質は見ておいた方がいいです。
あとあんまり安い電動ドライバーなどではパワー不足の可能性あるんで注意。
大体ドライバーセットに穴あけビットついてても木材用ばっかりやったりしますし。
ドアの開閉速度の調整
知らない方が多いですが、ドアの閉まるスピードって調節できるんです!
しかも、閉まりかけの最後らへんで閉まるスピードがさらに遅くなるドアあるじゃないですか、早く閉まる1段階目と最後の遅くなる2段階目の両方の速度が調節できます。
本体を横から見まして、このネジです。時計回りで遅く、反時計回りで早くなるので、何度か開け閉めして調節しましょう。写真撮り忘れたので取説です。
ちなみに、目安としてドアを90度から閉まるまで、5~8秒の間が良く、早すぎ遅すぎは故障の原因になりますので注意。
そんな感じで、サクッと終わりました。
今回使ったものではないですが、もっと安く取付けしやすそうなのがあったので載せておきます。玄関用です。
こちらは室内の扉用です。
さいごに・ドアを閉めるときに音鳴りがする場合
今回みたいに交換までいかなくても、ドア閉めるときに音鳴りがする、という場合、
とりあえずドアクローザーや扉側面の根本の丁番にミシンオイルやらCRE556など振ってみてください。
特に丁番のすき間にオイルを入れるように振りかけてみましょう。
音鳴りだけなら交換せずにそれだけで解決するかもしれません。
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