DIYアドバイザーとはどんな資格?これから目指す人向けの解説

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私は2016年に受験し、合格しました。
これから合格を目指す人に少しでも役立てたらと思い、DIYアドバイザーの試験についてまとめていきたいと思います。

DIYアドバイザーとは

住まいの手入れ、補修、改善等を自らの手で行ない、快適な生活空間を創造したいと願う生活者を対象に、DIYの指導・相談にたずさわる人です。

そもそもDIYとは

Do It Yourself の略で、「よりよい住まいと暮らしを自分たちの手でつくろう」「自分でできることは自分でやろう」といった意味で使われます。
いわゆる日曜大工がまさにそうですね。

 

そして、本来業者などに依頼するようなことの中で自分でできることを見つけて行う訳ですから、知識がないと上手にできないだけでなく、
なにより作業中のケガ、間違ったつくり方をした完成品を使うことによる事故など危険につながります。

ここでDIYアドバイザーの登場です。

 

単に資材の知識が豊富、木を切るのが上手、といった人との違いは

  • 安全な作業方法、道具の使い方をアドバイスできる
  • 住まいの悩みに適切な解決方法をアドバイスできる

ことにあります。

どんな人が向いているか

この資格を取るには、いわゆる日曜大工が得意である必要はありません。

DIYについてもっと詳しくなりたい!住宅全般について詳しくなりたい!という方向けです。

受験する方の大半はホームセンターで働く方ですが、DIYが好きな一般の方ももちろんおられます。

 

二次試験で実技がありますが、評価のポイントは「正しく安全な作業方法ができているか」であり、
例えば指定された木工作品をどんなにきれいに仕上げれても、工具の使い方を間違っていれば大幅減点となります。

実際に私も木工作品を作る問題で、木を切る際に少しずれてしまい見るからにキレイではない仕上がりでしたが合格してます。

DIYアドバイザーは、下記のような役割を担います。

DIYer(住まいの補修、改善を自分の手で行う人たち)に対し、各ニーズに応じたDIY用品の選択やDIYの作業方法について相談にのるとともに、安全確保及び法規制等への対応に必要な指導助言を行う。
DIYに関する講習会、サークル等において講師等として、DIYの普及指導にあたる。
自己研鑽に努め、DIYの普及と発展に寄与するとともに、快適で豊かな生活文化の形成に貢献する。

引用元:http://www.diy.or.jp/diy-adviser/diy-test.html 日本DIY協会

 

資格試験制度

資格試験制度は1983年(昭和58年)にでき、社団法人日本DIY協会が試験を行っている公的資格です。

民間資格ではない歴史ある資格です。

 

詳しい試験範囲については次回書きますが、ざっくり言うとこんな感じです。

一次試験

例年8月頃に学科試験があり、ほとんどが選択問題です。

内容は、資材やDIY用品の知識、その使い方、住宅と住宅設備の知識、DIY関連法規などです。
選択問題ですが、勉強せず受けるとホームセンターで働く社員でも落ちます。

二次試験

一次を受かった人のみ受験でき、実技と面接です。

実技は上でも書いた通り、試験問題の作品をきれいに作れるかではなく、
安全で正しい作業方法で完成させられるかを見られます。

また、面接は対策は必要なく、ハキハキと受け答えできていれば大丈夫です。
特別難しいことは聞かれませんので、普通に社会人として働けていれば問題ありません。笑

 

次回は、試験制度や試験範囲、難易度についてまとめたいと思います。

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